素直にそう答えれば、固まってしまった有明。
あたしにどうしろと言うんだ←
「おーい、有明?」
今まで気付かなかったけど、運命の相手が有明に限りなく近くて嬉しいってことは、きっとあたしは
有明が好きなんだろう。
鈍感だから仕方ない。
自分の気持ちにも、自分で気付けなかったんだから。
「あ、わりぃ……」
右手で口元を覆って、あたしを見た。
「聞いてた? あたし有明のこと好きだよ。」
「………俺も好き。」
占いであたしの
運命の相手を占った
まさかこんな近くにいるなんて
考えてなかったよ
(姫仲今何歳だっけ?)
(16歳)
(あー…、じゃあ後2年後には俺ら夫婦かもな(笑))
(かもね(笑))
運命の相手を発見した!
-END-