ムカつく。 「涼、殴ったら停学ってこと覚えとけよ。」 「あぁ。」 晴は、姫仲のことを知らない。 付き合ってるとは言ったけど、興味がないらしい。 だから何で今こうして協力してくれているのか、ハッキリ言って分からない。 「あ、やっぱいた。」 窓から見えた体育館裏には、あの6人がいて、晴が指差した。 「あ………」 「何だよ、晴。」 門の方を見て声を上げた晴。 俺もつられてそっちを見ようとすると、晴に邪魔された。 「晴、邪魔。見えねぇ。」 「涼っ、早く行こうぜ、あいつら帰るかもしんねぇし。」