「ヤダ。」


即答ね。
傷つくわー…。←


まぁ、分かってたけど。



姫仲が自分の意志で俺を見ることはないだろうから、俺が近付いた。



姫仲の耳元に顔を近付け、壁に腕をついた。




今までにないくらい至近距離で、逃げ出せる隙間もない。



「あ、りあけ……///」



「何だよ。」


「は、離れて…」



耳元で離すもんだから、きっと顔が真っ赤なんだろうな。


俺からじゃ見えないけど。



「ん…、くすぐったい…!」