だから誰に気があるとか、見てても分かんないんだよね。
――――――キーンコーンカーンコーン…
「あぁっ!!;」
チャイムがなった。
ちなみに今は夏休みの真っ只中。
何でわざわざ暑い学校に来ているかと言うと……
補習だからです。
「最悪……」
補習初日から遅刻なんて、勘弁してほしい。絶対怒られる…
………まぁ、いいか。
たかが補習だ。
1限だけ授業すれば帰れるんだし、先生も許してくれるだろう。
ようやくたどり着いた校門をくぐり、靴箱へ靴を入れてスリッパに履き替えた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…