[完]ヤクザが愛する女~Ⅱ~

リビングに行くと廉が居た。



「夏愛おはよ。」


「おはよ。廉今日仕事は?」


「日曜だから休み。」

廉はコーヒーを飲んでいた。


「今から行くのか?」


「うん!」


「送ってく。」


そう言うと立ち上がって車の鍵を手に取った。


「ありがと!」


「気にすんな。行くぞ。」



私たちはマンションを出た。