[完]ヤクザが愛する女~Ⅱ~

当たり前だけど私と廉は顔を合わせる事になった。


「夏愛…?お前何して…」


「廉ど…して…」


「営業回ってたから直帰したんだよ…」



廉の目線は私の持つ荷物に移った。


「んだよ!何処行く気だよ!?」


廉が本気でキレている。



「出て…行くの…」


「あ゙ぁ!?何考えてんだ…「私のお腹の中に赤ちゃんが居るの!!!」」



廉が黙った。


「何言って…「そのままの意味よ…」」



ごめんね…廉…