「あぁぁぁ…」 「何々?…うわっ」 あたしたちが黙ったのは、言うまでもない。 瀬川くんの周りには、女子、女子、女子。 「あれじゃ席に座れないよ…」 「まぁまぁ。大丈夫でしょ?ていうか、チャイムなるまで一緒にいよ!」 「うん、ありがとう、奏」 あたしがニコッと微笑むと奏はうんうん、とあたしの頭を撫でて、 「今日も可愛い!」と目をキラキラさせていうのでした…。