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「はぁ〜〜…。」


あたしは ベッドにダイブした。


結局 あの後何も考えられたくて
嘉穂に迷惑を掛けてしまった。


だって ショックだったんだもん。



あんなに 楽しそうに
翔君 デートしてたんだよ??



だから あたしは
身を引かなきゃ――…。



「翔君 大好きだったよ。」



あたしは 暗い部屋の中で
静かに泣いた。