みんながみんな同じ場所が気持ちイイと思ったら大間違いなのよ。
それなのに
何回も気持ちいいか聞きやがって。
それで気持ちよくないって言ったら、あんたどうすんのよ。
それでも続けるわけ?
プライド高いのは結構だけど、だったらエッチのテクも磨けっつーの。
そういえば..最近シた中で結構いい人いたような気が..
「鳳塚さん」
「へ?」
ハっとして我に返ると、一人の男の人が目の前に立っていた。
西島さんよりも高い身長に
紺色の着物を着た男の人。
もしかしてこの人が高瀬がカッコいいって言ってた人?
でもその割にちょっと地味な感じがするんだけど..
「良かった、捜しましたよ、鳳塚さん」
捜したって、何で?
ってかあたしあなたに会ったことなんてない気がするんだけど。
「あの、あたし達どっかで会いましたっけ?」
職場では一度も顔を合わせてないし
合コンでも会った事はない。
初対面なのに、何で捜してたわけ?
「失礼。前月、あなたと合同コンパに参加した北川秋晴です」
丁寧に言うと深々とお辞儀をした。
「北川..秋晴?」


