「それじゃあ休憩行ってくるね」
「はい、いってらっしゃいませ」
時刻はただ今2時。
今日は閉店までいなくちゃいけないからお昼も当然遅くなる。
私物袋を持って裏に出る。
今日のお昼は何かなぁ~。
エレベーターを待っていると
「お疲れ~」
1階で詩乃がエレベーターを降りて声をかけてきた。
「あれ?千尋、今日も仕事だったんだ」
「うん、でも今日は早番だし明日はお休みを頂きます!」
「あたしはその次が休みだから、入れ替わりだね」
「そっか。まぁ何かあったら連絡してよ」
「了解!」
「何が了解なの?」
「げっ!!」
背後からの声に異常なくらい反応して後ろを振り向く詩乃。
「あからさまにそんな顔するなよ、彼氏に向かってさ」
「か、彼氏なんかじゃないってば!」
キッと睨んでるけど多分それくらいじゃあこの人には通用しないと思うよ?
「どう思う、千尋ちゃん、詩乃ってばちっともオッケイしてくれないの」
「詩乃ってもう呼び捨てするくらい仲良しなんだぁ~」
ニヤニヤするあたしに怒りが飛んでくる。
「だから、そんなんじゃないってば!!!」


