恋するデパートガール




全部が希望だらけだった。

都会の街に憧れてたし、そこで働けることが何よりも嬉しかった。


でも現実は楽しい事ばかりじゃない。


毎日毎日同じことの繰り返しで、

正直言って、今の仕事にやりがいを感じてるかどうか聞かれると
素直に答えられない。


詩乃とは違う。


「もうそろそろ辞めようかな~」

ぽつりと呟いた言葉に慌てて首を振る。


何であたしはこの仕事にこだわってるんだろう?



辞めたいなら辞めればいいのに。


それなのにそれが出来ないのは..どうしてなんだろう?