先ほどまでの空調の効きすぎた店内とは違い、心地良い風が吹いていた


「ごちそうさまでした
凄く楽しかった
沢山残しちゃってごめんね」


『いいえ(笑)
この後、どうする?』


「まだ飲み足りない?(笑)」


『もう少し飲みたいな』


狭い街だ
高校生の頃から飲みに歩いてるアタシには、いつ何処で見られるのか分からない


でもアタシは

「空調で身体が冷えちゃったから、ちょっとお散歩してからバーに行こ」

と、夜の街を歩き始めた