「全くお前は、また勝手に出歩いて」 「…」 不機嫌そうな佑斗の隣に、恐る恐る座る。 とても、反抗できる雰囲気ではない。 そんな時だった。 「佑斗~!怒ってんのかぁ?」 気まずい空気を壊す様に、竜一くんが佑斗の元へ駆け寄った。 竜一くんは、頻繁に遊びに来る佑斗に、とても懐いている。 「こら!“佑斗さん“でしょ?何回言ったら分かるのよ」 愛美が呆れた様に言うと、佑斗は笑いながら竜一くんを抱っこした。