「そうですよね」 こんな会話も、陣痛が引く瞬間にしか出来ない。 後はただ、痛みに耐えて唸るだけ。 それにしても晴彦は、まだ戻らないのかなぁ。 着替えを取りに戻っただけなのに…。 佑斗がいない間、私はすっかり晴彦に頼る癖がついてしまっていた。 と、その時、部屋のドアが開く音が聞こえた。 「あっ、旦那さん来てくれましたよ」