「何でですか!?」 晴彦は、かなり驚いた顔で私を見る。 「だって、佑斗はきっと来るもん。そんなのダメ。産まれてからにして…」 「何言ってるんですか!!」 晴彦は、まるでたしなめるように、私に言った。 「お願い…」 懇願する様に、私は晴彦を見つめる。 「…。分かりました」 渋々頷いた晴彦は、 「その代わり、オレが立ち会いますから!」 そう息まくと、私の荷物を取りに家へ戻ると言って、部屋を出て行った。