私の中の黒い人生


でも、そんな嘘はみんなの気持ちが冷めればすぐに終わる。




案の定、その噂を流した子は不登校になった。





2年生になるまでずっと。





ほっとけばいいのに、私はその子と話すことがあった。





どこまでお人よしなんだろう。




私は自分に心底呆れていた。





学校に行きたくないと思ったことだってあった。





親に心配かけたくなくて、言うのが嫌で。





トイレに駆け込んで涙を我慢しては教室に戻るようなこともあった。




それでも普通にその原因と話している私はバカか?