【光side】 今俺の前で困ってる顔をしている愛叶。 たまらなく愛しい。 はっきり言ってこの勝負、俺の勝ちだと思う。 愛叶は俺に惚れている。 そんなの態度見てれば分かる。 こいつ顔にすぐ出るタイプだし。 ミホにヤキモチ妬いてるなんてすぐ分かったし。 そして何か考え込んでいる愛叶に話しかけた。 「もう思い出したよな?勝負のこと。」 『えっ、あっ…うん。』 「この勝負。俺の勝ちだよな?」 俺は自信満々で聞いた。