『はいっ!どうぞ』
「あぁ~まじで熱かった。
やけどするかと思った。」
光はあたしのお粥を運んでくれた。
『熱かったよね…
指、大丈夫?』
「分かんねぇ。」
そう言って光はあたしに手を見せた。
『えぇっ!真っ赤じゃない!
今すぐ冷やさないと!!』
光の手は思っていたよりも真っ赤であたしは光の手を引っ張って急いで台所に向かった。
「おい、愛叶は部屋に戻ってろ。
熱あるんだから安静にしてろよ。」
『でも真っ赤だもん。
ちゃんと冷やさないと!』
「分かったよ…。
てか愛叶から俺と手ぇ繋ぐとはな」
光はニヤけながら言ってきた。

