そして下駄箱から出ようとした時 「愛叶傘は? もしかして忘れたとか?」 『あっ光…… 傘は忘れたの。 ほら、あたしばかだから。』 「ったくいつまで根に持ってんだよ。 ほら。」 へ? なんであたしに傘を向ける? 「俺、家近いから貸す。」 『なに言ってんの。 そしたら光が濡れるじゃん。 光のほうがばかじゃん。』