「えっ!?」 私の質問によほど驚いたのか、先輩の顔は険しくなった。 「何でそれを…」 そのまま言葉が続かない先輩を見て、由美さんが言った事は、本当なんだと分かる。 「じゃあ、先輩が卒業するまでですね」 なんだ。 期間限定のお付き合いだったんだ。 そう思うと、ただ悲しくて涙が溢れた。