「ねえねえ、咲ちゃん。一緒に買い出しに行かない?」 由美さんが、財布片手に話しかけてきた。 会議室は、悠真先輩を中心に、仕事の話しで盛り上がっている。 こうやって見ると、先輩が高校生には見えないから不思議。 「行きます!」 「よしっ!じゃあ、行こうか?」 やっぱり、由美さんて憧れるなぁ。 スーツもいつもパンツスタイルで、颯爽と歩く姿は、女から見てもホレボレするもん。 エレベータを待っている間、由美さんはまた聞いてきた。 「本当に、悠真くんとは何でもないの?」