「え?」 先輩てば、いきなり何を…。 面食らう私を見て、先輩は恥ずかしそうに顔をそらすと、「やっぱ、いい」そう言って、部屋を出ようとした。 「あっ、待ってください!」 私が呼び止めると、先輩は振り向かずに立ち止まる。 「私、先輩の事、好みです」