「そんな事ないですよ」 慌てて否定したものの、本当はそう思ってるんだけどね。 でも、そんな事よりあんまり近付かないで欲しい…。 顔が近いよ~。 そのイケメンのお顔を、あんまり近づけないでください! 「まあ、いいんだけどさ。実際そうだから」 先輩はため息をつくと、背をもたれて座り直した。 「みんなさ、オレの``御曹司``って所に興味があるだけなんだよね」 あれ? ちょっと意外な弱気な感じ・・・。