ヤンキー彼女とヤクザ彼氏

すると、丁度出かけるところらしいハルが向かいから歩いてきた。





「おぅ、ハル。」

「お疲れ様です。」

「どっか行くのか?」

「優衣の迎えに。」

「もうそんな時間か…。頼んだぞ。」

「はい。」






頭を下げてから歩いて行ったハル。




あいつはまだ未成年だから外の仕事に連れて行きたくなくて、いつも待機させてる。





ぶっちゃけ頼れるんだけどな。






「駿チャン♪ハルは強力ライバルですな♪」

「キモイから寄るな…。」

「ひでぇな。でも、なるようになるって!!」






俺はなんで宇佐に励まされてるんだ。





意味がわからない。






でも、まぁ、コイツの優しさだと思うことにする…。





今日はなんか1日中優衣だったな…。




俺、高校生相手に結構ハマってるかも…?