ヤンキー彼女とヤクザ彼氏

◎駿



優衣を部屋まで通して、俺はあいつらがいる自室に向かう。





やっぱアイツおもしれぇな…。





八雲の殺気に気づくとはな…。






しかも気づいててあの態度。






マジで面白い。




そんなことを考えながら部屋に入った。






「おぅ、駿。戻ってくんのはやくね?」

「そうか?」

「それより、優衣ちゃん!!おもろい子ぉやな?」

「みんな気に入ったか?」

「当たり前やん♪」

「楽しそうだよな〜。」

「…俺の殺気、気づいてたでしょ。」

「あぁ。」

「なのにあの図々しいかんじ…。ムカツク。けど殺したくはない…。」

「なら、大丈夫だな。」






そして、宇佐のニヤニヤした目に気づいた。





気持ち悪……。





「なんだよ?」

「優衣は見た目カワイイから、こんな男の園に入れたらモテるぞ〜?」

「だから?部屋にも鍵付けたぞ。」

「じゃなくて。早めに手ぇ打たないと盗られるぞ!!特にハルとかな〜?」

「はぁ!?」

「駿やっぱそうなのか…。」

「優衣ちゃんカワイイもんなぁ。」

「……ロリコ……」





八雲が言い終わる前に睨み付けてやった。