ヤンキー彼女とヤクザ彼氏

「失礼します。麻野優衣連れてきました。」





ハルが部屋の戸を開けると、着物を来た若頭。




くそっ…。




絵になりすぎててドキッとしたじゃん…。





「ご苦労様〜。ハルはもう休んでいいぞ。」

「はい。」

「優衣、入れ。」

「はいはい。」





若頭に手招きされて中に入ると、またまたイケメンが3人と宇佐がいた。





「ここってホストクラブ?」

「ちげぇわ!!いいから座れ。」

「はいはい。」

「さっきのハル、お前と年近いしいい奴だから仲良くなっとけよ。イケメンだし。」

「わかった。」

「優衣、久しぶりだな!!」

「よぉ、宇佐。」

「呼び捨てかよ…。」






呆れた顔でため息をついた宇佐。





ポカンとしてるイケメン3人。






つーか、こっちがポカンとしたいんですけど。





「おい、コイツが麻野優衣だ。」

「え…あのとんでもなく強いっていう…?」

「カルテットも危険視してるっていう…?」

「…。」

「あぁ。」

「「「えぇ!?」」」





なんだよ。




意味わかんねぇ。