嵐々「これまでの登場人物中、最強なのは誰?
はい、じゃあまず由依」


由依「ねぇ、今日はお菓子ないの~?☆」


嵐々「質問答えたらあげるから」


由依「ん~っとねえ、志乃ちゃんかな☆」


光「たしかにこの前志乃さん、社長のことボコボコに……」


遥「お前なんか言った?」


光「何でもない」


由依「ねえ、答えたんだからお菓子ちょーだい☆」


嵐々「はいはい。
じゃあ、この前のお煎餅でも……あれっ?」


お煎餅の缶を持ち上げた嵐々。

しかし、なんだか異様に軽い気がする。

もしかして……。


パカッとフタを開けると案の定、中身はスッカラカン。


嵐々「由~依~!!」


由依「だってそのお煎餅、すごく美味しかったんだもん☆」


嵐々「いや、そうじゃなくて……。
私まだ1枚も食べてなかったのに。
今日は他は何も用意してないよ」


由依「え~っ!!
楽しみにしてたのに……☆」


光「由依、仕方ないよ。
作者さんだって忙しいんだし。
今日は我慢しよ?」