‐Ever Lasting‐

どこに何の店があるのかを探すのにかなりの時間と労力を使いようやく食べたい物を見つけることができた。



「今一番食べたい物を買ってきて下さい。」

そう言うとスタスタと夜の森の中へとクロは消えていく。

なんでも喉が渇いたから近くの小川まで行ってくるそうだ。

「私だって喉渇いてるのに…」


「何か言ったかい?」



店の主人に独り言を聞かれ私は恥ずかしくて急いでその場を去った。