何をするでもなく、ただいたずらに時間は過ぎていく。


窓の外では子供達が楽しそうにはしゃいでいる。





私はピシャリと窓を閉めた。




幸せなんて…



いつものように涙が流れる。不甲斐ない自分自身が腹立たしくて、悔しくて、苦しくて。




…もう、慣れた。



そう言いきかせても心はあっさりと脆く崩れる。