********** 「ダメだあ、いない…」 昼休み、美琴が次の遊び相手を見つけるために廊下を歩いていた。 美琴は中学2年の頃から女遊びが何かとたえなかった。 最初は彼女という肩書きだけのものが多かったが、成長期の少年にはずっと事足りなかった。 そして中学3年の後半、受験間近というのに他中の女の子を中心に性行為にはしった。 それから半年ほど経って、彼女だけじゃ物足りなくなった、と廊下を彷徨い歩いてる時。 重そうな資料を一人で運んでる少年の姿を気に留め、足を止めた。