夕暮れの歩道

二つの影が並んでる

繋がった

あたしとあなたの手

大きくて

ゴツゴツしてて

暖かい あなたの手

あたしの手を

すっぽりと包みこむ

幸せってこんな

些細なことなんだって

気付かせてくれた

君に手を包まれると

なんだか不思議なの

心まで包まれてるみたい

あたし心の傷を

癒してくれるの

暖かな木漏れ日のように

淡く 優しい

そんな光が

あたしの心を包む

多分一日中繋いでいても

幸福な気持ちが

軽いものに

なることはないだろう

今度はもっと長い道を

通って帰ろうよ