二人で桜を見るのは

これで二度目だね

また二人で温かな春を

迎えることができて

よかったって思う

よかったって言葉じゃ

力不足かな

ひらひらと

舞い落ちる桜は

二人の時間を

彩っていく

桜の輝きが

二人の心に

同じ思い出を刻んでゆく

この思い出は

永遠に色あせることのない

二人の愛を

いっそう

色濃くしていく

二人は向かう

三度目の春へと