体育館のドアを思いっきり蹴り開けて………



めちゃくちゃ怒った様子の由貴くんが……!!!



「………俺の彼女に……何か用………?」



「「…………!!?」」



そりゃあもう……ダークなオーラを背負った由貴くんは迫力満点で……!!



そのただならぬ雰囲気にあれほど騒ぎ立てていた人達が一斉に押し黙って固まった。




由貴くんが…由貴くんが来てくれた……!!



しかも……っ、あたしのこと……!



『俺の彼女』って言ったぁ~~っ!!



それに……っ、ワイルドな由貴くんも……なんて……!なんてかっこいいの~~っ!?








あたしはさっきまで泣きべそかきかけてたことも忘れて………




大好きなダーリンに釘付けになってしまっていました………。