由貴くんの部屋に入っていつものように二人でまったり……。


でも、今日のあたしはモヤモヤとどうしたらちゅうしてもらえるんだ……?と、頭をひねる。



「……にこちゃん、課題ある?」


その由貴くんの一言に……。


「……! うんっ!あるあるっ」


ひらめきましたよ……!!


「……??じゃあ終わらせとこうか。」


なぜか課題があって喜ぶあたしにちょっと不思議そうな顔をした由貴くんだったけど……。


気を取り直したようにプリントを取り出した。


「俺で解るとこなら教えるから……。」


「うんっ!ありがとう!」


由貴くんは有名進学校に通うだけあって、頭もすごくいい。


解りやすく丁寧に教えてくれるから、おかげであたしの成績も上々なんだ。