可愛い声に顔を上げれば……まだ少し赤い顔のにこちゃんが立っていて…………
「………!?」
俺の腕にスルリと抱きつくと、
「…………ダーリン、もー帰ろ?」
「………え……?」
極上に可愛いうるうるの上目遣いで見上げられて……っ
また、心臓がうるさく騒ぎ出す。
困惑する俺に……にこちゃんは………
「…………ここじゃゆっくりイチャイチャ出来ないもん……。」
「~~~~!!」
もっといっぱいぎゅってして……なんて言われたら…………!
「……………ほんともう………限界……。」
「………??」
無意識に俺を惑わす可愛い俺の子猫。
さっさとこの腕に捕まえてしまいたいから……………
とりあえず、バカ犬はいいとして…………
最大の難関…凛子さんをどう撒くか………必死に考えてみる俺だった。
Happyend…?☆
2011/4/6
矢野知兎(^p^)


