「………ん…ぅ……っ…ふ……」
人気のない岩場で……堪えきれずに彼女の唇を奪う。
性急な激しいキスが苦しいのか…にこちゃんからは甘い声が洩れる……。
それにさえも煽られてキスはさらに深くなった。
もう……本当に、この子が好きで堪らない。
いっそ………食べてしまいたい…………。
俺だけのモノに、したい。
「………あ…っ!?……だめ……!」
「………っ!」
思わず……彼女の細い首筋に唇を寄せていた。
甘い香りに頭がクラクラする………。
凛子さんが選んだ水着はにこちゃんによく似合う淡いピンクのビキニ。
甘い彼女の雰囲気にぴったりなそれ………。
まんまと思惑どうりに悩殺された俺。
こんなの下着と変わらないだろ……?
露出の多い水着は……俺が手を滑らせれば、直に彼女の肌を触らせてくれる。
「………や…っ……由貴く……っ…だめ…っ」
「…………はぁ…っ」
とろけそうなくらいに柔らかな肌に酔いしれてしまいそうだ。
身体は熱くてたまらなかった………。


