「…………待たせて…ごめん。日本で医者になるための国家資格もとった。仕事先も見つかった。………これからまだまだ医者として勉強だけど……」 由貴くんはまるで由貴くんじゃないみたいにしゃべって…… 目をぱちぱち瞬かせるあたしにの前に……… 小さな箱を取り出して…………… 「…………でも、もう…待てない………だから…俺と結婚してください。」 プロポーズ………した……。 「……………え……?」