「…………身体だけでも…繋ぎつけておきたいなんて………最低だ……俺……っ。」 ――――ダンッ!!! 「…………!」 由貴くんが握りしめた拳を力任せに床に叩きつけた。 驚いたあたしの肩はビクリと震えた。 由貴くんは………ゆっくりと顔を上げて…………… 「……………にこちゃん………言わなきゃいけないことが、ある。」 「…………!」 その眼差しの真剣さに、思わず……ごくっと喉がなった。 怖い…………。 ただ………そう、思った。