教育実習が始まってもう一週間が過ぎた。



期間の半分が過ぎて、楡崎先生はすっかり生徒達の憧れの人気者先生になってた。



中には歳の近いお姉さん感覚の先生に恋愛相談をする子もいるみたい………。



凛子は相変わらず…あの人は苦手…と、距離を開けて付き合ってるような節があるけれど………。



あたしは特にどっちって訳もなく……他の先生達と変わらない感じ。




それよりあたしがこの頃気になるのは………



「………愛音(アイネ)、今日も来てないね……?」



そう言って、あたしの2つ前にある空っぽの席を見つめた。



「もう3日ね……。休む前の様子が変だったから……何か心配なのよね……。」



凛子も眉をひそめて心配そうにつぶやいた。



「………うん…。」