甘いハチミツみたいにとろんとしちゃって……もう、何でもして~ダーリン…………。
だけど……っ!
「………ひぁ…っ!?」
由貴くんの熱い舌があたしの首筋をなぞって………!!
あたしはまた現実に戻る。
待つんだ…っ!にこ…っ!!
由貴くんの色気にあてられちゃダメだ……っ!?
言ってたじゃんっ!
みんなが超痛いって言ってたじゃん……っ!!
そうこうしちゃってるうちに………
由貴くんの長い指はあたしのおっきなシャツのボタンを外す。
「…………あ…っ!」
素肌が急に外気にさらされる感覚に……あたしの体温は急激に上がった。
あたし……っ、
ノーブラなんですけど………っ!!?
由貴くんはそんなのお構い無しで…あたしはどんどん剥かれちゃっていく。
「………ほんと、どこもかしこも……にこちゃんは綺麗だね………?」
「…………や…っ!?」
首筋から、つう…と胸の間までを人差し指で撫でられて………!
今まで感じたことのないゾクゾクした感覚に戸惑った。
身体中心臓になったみたいにバクバクいってるし、由貴くんが見てるとこから全身に広がっていくみたいに熱い………!
知らない感覚への戸惑いと……火照る身体と……由貴くんの熱い手と眼差しと………。
ぜんぶがごちゃ混ぜになって………
「………っ。」
嫌悪とかじゃない生理的な涙があたしの目に浮かんで…………。
「………!?」
それを見た由貴くんがまた……固まった。


