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「それじゃぁ、この結果で決行するってことで」
なんだかんだで最後は話し合いができ、なんだかんだで答えも出た。
「分かった。このことも来週の放送で 知らせるんでいいんだよね??」
葵は、心底楽しんでるようだ。口調や表情がそれを語っている。
「あぁ。双子。お前達は校内新聞に予告を載せるよう頼む」
「「OK♪」」
双子もワクワクしているのが分かる。
目なんかキラキラ輝かして、遠足前の小学生みたいだ。
それと、念のため言っておく。
双子は、別に女嫌いじゃない。
ただ単に楽しいことが大好きなだけ。
「楽しみだね♪」
「うん♪」
純粋な笑顔で喜ぶ双子。内容は最低だが。
「あの女を早いところ追い出さなくちゃ」
さっきの様な楽しさは見えないが、目では、真剣さを物語っていた。
「お手並み拝見と行こうか…お姫様??」
全て揃った。
さあ…。これからお前達はどうする??
俺も少なからず楽しんでいる。
――ゲームスタート――
そして、これも念のため言っておく。
生徒会が毎回こんな会議しているわけじゃない。
