ある村に一人の嘘つきな

男の子が暮らしていました


その男の子は毎日毎日



「狼がきたぞっ!」



と嘘をつきました


皆はいつも男の子に

騙されてしまっていました


ところがある日本当に

狼は村にやってきたのです


男の子は叫びました



「狼がきたぞ!」と。



でも、毎日毎日嘘をついた

男の子は誰にも信じて

もらえませんでした



…そう。

だから嘘はついてはけない。


嘘は絶対に誰かを

傷つけてしまうから。