しばらくすると 美優の悲鳴が聞こえた 「いゃー!やめてー!」 「みーゆー。どうしたの…みーゆー!」 僕は、何度も叫んだ 子供ながら、子供だから 今、悪いことが起きていることがわかったんだ 僕は、泣きながら力一杯何度も叫んだよ 「やめてー!みゆをつれていかないでー…!」 でも、僕にはどうすることもできなかった