「もー…ホントに素直じゃないなお前!」 「も…もう返して!」 「ざーんねん!もう全部食べちゃった☆」 舌を出して、ニマッと笑う彼。 あたしはあなたの仕草一つでこんなにドキドキしちゃうのに… 「…っ!」 「あまのじゃく。バーカ!」 余裕のあなたを見てると、恥ずかしくて、悔しくて、でもやっぱり嬉しくて…。 どんどん感情が乱れてく、あたし。 「アンタなんか大嫌いっ!!」