ただ風のように



「いただきます」


私はあいさつをしてから食べ始めた。


「このアイスすごく美味しい!!」


私はアイスを一口食べてその美味しさに驚いた。


「それは良かったわ。このアイス、私の手作りなのよ」


先輩のお母さんは嬉しそうに笑いながら言った。


「本当ですか?すごく美味しいです」


私は笑顔で言ってゆっくり味わいながらアイスを食べた。


「なーなみちゃん!!」


私がアイスを食べ終えたとき、渚さんが声をかけてきた。


「何ですか?」


「海頼のどこがいいのぉ?」


渚さんはいつの間にかお酒を飲んでいたようで酔いながら質問してきた。


「えっと……」


私はチラッと海頼先輩を見た。すると海頼先輩は小さく頷いた。これは多分、それっぽいことを言えばいいと解釈した。


「優しくて、頼りになるところです」