ただ風のように



目覚ましは確かに6時にセットしてある。寝ぼけて止めたみたいだった。


「髪の毛ボサボサだ。こうなったらお団子しかないっ」


私は急いで着替え、髪を結び部屋を飛び出た。


「おぉー。早いな。ほら朝ごはん」


部屋のドアの前に空くんが立っていて私にサンドイッチをくれた。


「ありがとう。急いで食べるね」


私はその場でサンドイッチを食べた。


「もう8時30分だぞ。どうする?もう行くか?」


私が食べ終わると翔くんが部屋から出てきてそう言った。


「私、ちょっと走ってから行きたいから2人とも先に行ってて。あとから行くから」


「あぁ分かった。じゃあ、空行くか」


「おぅ。今日こそ1on1勝ってやる」


「はいはい。じゃあ、後でな」


そう言って翔くんと空くんは家を出た。


私もそろそろ出ようかな。