ただ風のように



「そうなんだ。昨日、翔くんに海頼先輩が好きか聞かれたんだけどよく分からないって答えたの。……私は、海頼先輩のことが……好き、なんだね」


私は声に出して好きって言うことがなんだか照れ臭く感じた。


「私、ナナのこと応援するからね。なんでも話していいし、なんでも相談してね」


「ありがとう、麻衣。いっぱい相談しても迷惑じゃないかな?」


「迷惑じゃないよ。些細なことが嬉しかったとかそういう報告もいっぱいしてね」


「ありがと。麻衣、大好き」


「私もナナのこと大好き」


それから私達は雑貨屋に行ったり洋服を買ったりして家に帰った。