「海頼先輩。私、頑張ります。どれだけ時間がかかっても私を育ててくれた母親は母だけですから」 私は笑顔で言いきった。 「うん、そうだね。俺には話聞くくらいしかできないけど、応援するよ」 先輩も笑顔で返してくれた。 それから私達は兄妹のことや学校のこと、好きな音楽のことなどを話して盛り上がった。