ヤベー事になった・・・。
俺まずいことしたかな?!

そして、
夏梅の家に着くまで
俺達は一言も交わさなかった。


っていうか、
かわせなかった。



「ここだよ」


気づけば家の前。


デッケー家・・・。
それしか思いつかなかった。
流れに流れて
リビングへと入った。


そこには、
大きいソファーに押しを組んで
座っている夏梅の母さんの姿があった。



「優美、お茶入れて。」


「・・・はい。」





いや、いや


2人きりとか気まず・・・。