ホットは、
ブラックコーヒーか
ホットミルクだけだ・・・。
女子ってどっち派なんだろう?


「苦いの大丈夫?」

「大・・いや、あの、そのダメ!」


かみかみな夏梅はすごく
可愛かった。
そして、
あったかいホットミルクを渡した。



「あっ、ありがとう」


小さな
柔らかい手で受け取った。





「家、送ってくよ」




「えっ?!」



「どっち方面?」



「えっと、桜川駅の方だけど・・・
一人で大丈夫だか・・・」


「りょーかい」




言われた方向に体を向け
夏梅の斜め前を歩いた。




何を話そう・・・。